DokuOh ~独墺系クラシック音楽~

クラシック音楽、特に独墺系(ドイツ、オーストリア)の作曲家について、CDレビュー中心のブログです。

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ブルックナーの6番。私はこの曲を愛してやみません。この曲はブルックナーの曲の中でも特に偏愛する曲です。ブルックナーの最高傑作と聞かれれば9番を選びますが、もっとも偏愛する曲と言われれば、6番を選びます。まだブルックナーの6番のCDが数枚しかなかったころからその魅力に取り付かれ、周りに布教していました。そして大学時代に演奏したとても思い出深い曲でもあります。
前後の5番の壮麗さ、7番の優美さに比べると地味ですが、その平明な純白さはモーツァルトでいうと39番のような存在かもしれません。
この曲はブルックナーとしては珍しく、ブルックナー・パウゼ(ゲネラル・パウゼ)がほとんどなく、曲の始まりもいわゆる弦のトレモロの原始雲から始まるブルックナー開始ではなく、付点と三連符の組み合わせのヴァイオリンの刻みから低弦の主題が現れる亜種のブルックナー開始です。また二拍三連の組み合わせのブルックナー・リズムも特徴的です。このちょっとブルックナーらしからぬところを持ったところがこの曲も魅力だと思います。
特に前半二楽章が素晴らしく、その内容は前後の交響曲の決して負けてはいません。二楽章はブルックナー・ファンからは特に愛されている曲でしょう。ブルックナーのアダージョの中でも最も美しいアダージョです。この世の響きとは思えない「黄泉の音楽」。「天上の音楽」でないところにこの楽章の魅力があります。
二楽章はよくその美しさが話題に上りますが、一楽章の素晴らしさ、特にコーダの美しさは絶品です。私がこの曲で最も愛する部分です。オーボエとホルンの奏でる第一主題の美しいデュエット。それに応えるトランペット!何度聴いても涙を抑えられません。ここでチェロはしばらくただ四分音符を弾いているのですが、ここに命かけました!演奏していて涙が溢れて来たのを昨日の出来事のように思い出します。

この曲を愛する人は実は多いのではないでしょうか。布教の成果か私の周りにもブル6ファンは増えました(笑)。今回は良く聴くブル6の演奏を聴き比べたいと思います。


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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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コメント

こんばんは。
dokuohさんはブルックナーの日、6番で行こうとご計画ですね。
そうですね。1楽章カッコよいですよね。ちょっといつものブルックナーと違う、なんとなくオリエンタルな雰囲気もありませんか?
私、実はこの曲、ブルックナー指揮者としては、ブルックネリアンの中では到底名前のあがらない、ショルティの演奏で好きになったのです。

garjyu

  • 2006/09/30(土) 00:11:03 |
  • URL |
  • garjyu #4A9T8td.
  • [編集]

参加、ありがとうございます

こんにちは。
ブルックナーの第6交響曲は、私も大好きな曲ですね。サヴァリッシュのCD、ムーティのFMライヴを思い出します。

第1楽章の最後へ向けての和声進行が、カッコ良くて、他の曲には無いブルックナーが聴けるのです。

第2楽章は、やはりアダージョ楽章の中では、この曲が一番好きなんです。
特に最後の部分で、私はシベリウスの世界に共通する物を感じてしまって、その秘密を探るべく、この曲のポケットスコアを他の曲に先駆けて購入したほどです。

いいよね、6番。もっと人気が出てもいいのになあ。まだ聴いたことの無い人には、ぜひ第2楽章だけでも知ってもらいたいよね(^_-)

ブルの虫が・・・(笑)

garjyuさん、
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
きっとgarjyuさんなら共感してくださると思っていました。おっしゃる通り、この曲は東洋的なところもありますね。ちょっと特異な曲だと思います。禅とイメージが通じるところがあるかもしれません。
一楽章素晴らしいです。最高です。
ショルティの演奏とは意外ですね。私の記憶では開始数分で聴くのをやめた記憶があります(苦笑)。今聴くとどうなのでしょうか。もう廃盤で手に入りませんね。

  • 2006/09/30(土) 23:42:33 |
  • URL |
  • dokuoh #TquaeRfg
  • [編集]

まだまだ行きます

miwaplanさん、
こんばんは。コメントありがとうございます。
タイミングがずれてしまったりして、何度か参加出来なかったのですが、ブルックナーときたら、何が何でも参加します。ということで早速参加させていただきました。
miwaplanさんもブル6がお好きということで大変嬉しいです。本当にいい曲ですよね。
一楽章のコーダのコード進行はもうたまりません。二楽章だけでも有名になってほしいですね。

  • 2006/09/30(土) 23:46:34 |
  • URL |
  • dokuoh #TquaeRfg
  • [編集]

garjyuさんの書かれた

ショルティのブル6ですけど、LPで出た時に買って聴いてました、シカゴのあのホールの内部がジャケに写ってた。
演奏は、・・・、ショルティらしいマッチョなブルックナーでしたけど、実はそれも嫌いではないです。

この曲のことで、それも第1楽章の最後のことで、私と気が合う人は珍しいです(*^。^*)

第2楽章のことをいくら話しても、いつも?な顔をされたりして、悔しい思いをしてましたから。

やっぱり同じように思っている人はいるんですね。隠れ6番好きな人は、いるのかなあ?

フルトヴェングラーの第1楽章の無い録音、それに朝比奈のライヴも、ありますよね。

ティントナーの「もう一種」というのは、知りませんでした。ぜひともお書き下さいませ。

ショルティ

miwaplanさん、
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
私の周りのブル6好きは皆、一楽章のコーダが大好きですよ。この曲を愛する人は共通して好きなのかもしれません。
ところでショルティの演奏はどんな演奏だか覚えていません。というより最後まで聴いてません(汗)。
ティントナーのブル6の一回目の録音が出たときは、天邪鬼dokuohは「しめしめ素晴らしいブルックナー指揮者が現れた。一人で楽しもう」と思ったのです(笑)。当時これほどまでメジャーになるとは予想していませんでした。

  • 2006/10/01(日) 23:23:29 |
  • URL |
  • dokuoh #TquaeRfg
  • [編集]

ブル6はLP時代にヨッフム(多分旧盤のほう)で聞いていました。当時は6番は他に見当たらないほど注目されていなかったようです。
今は6番の名盤もいろいろ出ていますね。

  • 2006/10/02(月) 23:00:27 |
  • URL |
  • ダンベルドア #JWENFH7s
  • [編集]

ヨッフムのブル6

ダンベルドアさん、
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
ヨッフムの旧盤は定番ですね。コーホー先生大絶賛で素晴らしい演奏だと思います。私もブル6に目覚めたのはずいぶん前ですが、今ではCDも沢山出て隔世の感があります。

  • 2006/10/02(月) 23:37:31 |
  • URL |
  • dokuoh #TquaeRfg
  • [編集]

はじめまして

ぼくもブル6大好きです。これほどいい音楽は他に全くないと思っているほどです(全楽章)。
去年、ヨッフムではじめて聴いたときから毎日2回は通し聴いています。これほど全く飽きの来ない曲は他に絶対にないですね。今、必死に友達にCDを貸して布教しています。でも受験生なので、これからはあまり聴けなくなるのが悔しいです。。。

  • 2007/10/10(水) 21:14:15 |
  • URL |
  • 生姜 #-
  • [編集]

初めまして

生姜さん、
初めまして。コメントありがとうございます。コメントが遅くなってすみません。
海外に出張しておりました。
ブル6のファンということでとても嬉しいです。本当に素晴らしい曲ですよね。じゃんじゃん布教活動してください(笑)。
ただ、年を取ると不思議と音楽の嗜好も変わってきます。私も学生の頃はブルックナー原理主義者でしたが、年と共にブルックナーはあまり聴かなくなりました。もちろん今だにこれらの曲を愛しているのですが。
生姜さんもこれからご自身の嗜好の変化を楽しまれるといいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。受験頑張ってください。

  • 2007/10/15(月) 03:01:10 |
  • URL |
  • dokuoh #TquaeRfg
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  • 最近老け込んで、見た目もすっかり年相応になってしまったバカ親パパのサラリーマンです。最近は、仕事、子育て、親の面倒に追われ、音楽を聴く時間もまともに持てなくなってますが、ストレス解消に無謀な数のCDを買いつづけています。^^;

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