DokuOh ~独墺系クラシック音楽~

クラシック音楽、特に独墺系(ドイツ、オーストリア)の作曲家について、CDレビュー中心のブログです。

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Beethoven Symphony No.2

Franz Konwitchny
Leipzig Gewandhaus Orchestra


edel CLASSICS (0002172CCC)



春は希望に満ちていて良いですね。新入生、新入社員。通勤途中の電車の中でも、明らかに人々の顔が明るい。いずれその夢や希望が打ち砕かれるとしても、新しい環境で夢や希望を抱くことは素晴らしいことだと思います。一部では日本も諸外国のように秋入学にするという話も出ていますが、桜をはじめとして咲き誇る花々を見ていると、そんなことは考えられません。

以前はこの季節にベートーヴェンの7番を取り上げました。今年は同様にベートーヴェンを取り上げますが、7番ではなく輝かしいD-durの2番を取り上げます。7番同様、この季節にぴったりの曲だと思います。有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた後とは思えないほど生命力に溢れており、聴いている者に活力を与えます。

コンヴィチュニーがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管と残した素晴らしいベートーヴェンの交響曲全集の中でも、この2番は白眉だと思います。私の中では2番のベストの演奏です。奇を衒ったところは全く無い正統派のベートーヴェンで、重心の低い堂々とした響きで、生命力が漲っています。その生命力たるや、他のどの演奏をも凌いでいます。これを聴いて力が沸かない人などいるのでしょうか。

一楽章。常に決して煽らず、地に足が着いています。それでいながら、その音楽の持つ生命力といったら!テンポを揺らしたり、アッチェレランドしたり変な小細工は不要です。コーダの力強さなど絶品で、このスタイルで音楽にこれだけの生命力を吹き込めるコンヴィチュニーの手腕に脱帽です。

二楽章は表面的な美しさはなく、朴訥としており、素朴な響きに好感が持てます。飾らないことのなんという素晴らしさ!

後の5番にも通じるしつこい四楽章ですが、この演奏は聴いていて体が熱くなります。(5:03)からの突進の素晴らしさ!最高です。ものすごい生命力です。また、音楽は突進していながら決して乱暴だったり下品になっていません。聴き終わった後は全身に力が漲ってきます。よーし!やるぞー!(笑)

社会人11年生の私ですら、春は何だか新鮮な気持ちになることができます。実際の仕事は泥沼にはまっているのですが、心の片隅ではこの春の気持ちを忘れないようにしたいと、この曲を聴きながら自分を戒めているところです。

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