DokuOh 〜独墺系クラシック音楽〜

クラシック音楽、特に独墺系(ドイツ、オーストリア)の作曲家について、CDレビュー中心のブログです。

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Schubert Symphonies

Herbert Blomstedt
Staatskapelle Dresden


edel CLASSICS (0002962CCC)



schubert_zender.jpg


Schubert Symphonies

Hans Zender
SWR Sinfonieorchester Baden-Baden und Freiburg


hänssler (93-120)



シューベルトは大好きな作曲家ですが、普段聴くのは主に室内楽や器楽曲、声楽曲で、交響曲を聴く頻度は低いです。モーツァルトと同じように、この作曲家の本領を発揮する分野は交響曲ではないと感じます。シューベルトには規模が大きすぎると思うのです。しかしながら、有名な最後の二つの交響曲、「未完成」、「グレート」はもちろんのこと、それ以外も世間では構成力の足りない曲と揶揄されますが、聴き疲れしない佳曲揃いです。

ここにシューベルトの交響曲全集で二つの素晴らしい全集があります。一つは「暖」のブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン、もう一つは「冷」のツェンダー/南西ドイツ放送響。この対照的な二つの全集があれば、私はとりあえず満足します。
ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンの黄金コンビによる演奏は想像どおりの期待を裏切らない名演で、名録音とともに親しまれているものです。暖かみのある響きが本当に美しい。
この演奏ではツェンダーはシューリヒトよりもロスバウトに近いかもしれません。ツェンダーらしいストレートで透明な歌が特徴の、ときに背筋が凍る演奏です。対照的なブロムシュテットと聴き比べると非常に面白いです。

ちょっと趣向を変えて一つの曲について、この二つの演奏の聴き比べをしたいと思います。特に晩年のシューベルトの深淵に対し、二人は異なるアプローチで迫っているものの、両方とも非常な名演になっているところは興味深いです。

私が贔屓にしている二人の指揮者。この二人がシューベルトの交響曲全集を残してくれたことはとても幸運でした。

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