DokuOh ~独墺系クラシック音楽~

クラシック音楽、特に独墺系(ドイツ、オーストリア)の作曲家について、CDレビュー中心のブログです。

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Mozart Piano Trios

Trio Fontenay


Warner Classics (2564 62189-2)



おめでとう!モーツァルト!

今日、1月27日はモーツァルトの誕生日。今日で生誕250年である。それにしても、250年もの昔に書かれた音楽が、今でも愛され続けているというのは驚異的だ。これだけ愛され続けるのは、モーツァルトの音楽の中には自然の法則が宿っているとしか思えない。自然の法則に背くものはいずれ淘汰されるはずだから。
さて、どこのブログもモーツァルト一色だが、生誕250年で紹介したいのは、交響曲でも弦楽四重奏でもなく、ちょっと地味なピアノ三重奏である(曲は決して地味ではない)。私はモーツァルトのピアノ三重奏が大好きだ。特にK500番台後半の4,5,6番に宝石のように素敵な曲がそろっている。ピアノ三重奏という編成は室内楽的側面と協奏曲的側面があり、響きが独特で面白い。私はモーツァルトの作品の中で、これらの曲が弦楽四重奏と並んで大好きだ。
4番のF-durのしっとりした響き。二楽章の純白の美しさは最晩年の彼岸の境地に通じるものがある。
5番の両端楽章の快活さは心地よい。実に「美し楽しい」。二楽章はチェロ弾きにはたまらない。チェロのメロディーは弾いていても恍惚となる。単純な音形にも関わらず、なんと美しいのだろう。単純というのは本当に美しい。
6番は三楽章が大好きだ。冒頭のピアノは、何か純真な子どもに帰ったような気分にさせられる。無邪気な子どもが戯れているようだ。
トリオ・フォントネの演奏が今のところ私のベストだ。若いにも関わらず、決して安易な表現に陥らず、快活でありながら、極めて透明で純度の高いモーツァルトを聴かせてくれる。歌いすぎて湿りすぎることもなく、逆に無表情で乾きすぎることもない。程よい湿度だ。また、三つの楽器のバランスが素晴らしく、どれかの楽器が突出して音楽を壊すことがない。トリオというのは三つの楽器が主張しすぎる「対決型」に陥り易いが、この演奏は決してそんなことはなく、素晴らしい調和を示している。
実は職場のピアノ弾きとヴァイオリン弾きとで、今度C-dur(5番)をやろうということになっている。頑張って練習しないといけない。これをきっかけに楽器活動を復活して頑張ろうと思う。モーツァルトさん、へたっぴでも許して!
今日もモーツァルトで幸せな気分になった。モーツァルトさん、ありがとう。

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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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コメント

こんにちは。

モーツァルト生誕記念年ということで、多くの人がモーツァルトの作品を取り上げているようですね。モーツァルト好きな私にはうれしい限りです。ピアノ三重奏曲というのもなかなか楽しく、このCDはヒットでした。他の作品も少しずつ聞いて行きたいと思います。コメント、TBありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました

narkejpさん、こんばんは。コメント、TBありがとうございました。この演奏を取り上げている方はいないだろうと思って検索したら、一発ヒットしたので、とても嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたします。

  • 2006/01/28(土) 21:21:58 |
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  • dokuoh #TquaeRfg
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  • 2013/01/28(月) 12:36:52 |
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