DokuOh ~独墺系クラシック音楽~

クラシック音楽、特に独墺系(ドイツ、オーストリア)の作曲家について、CDレビュー中心のブログです。

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beet3_furt.jpg

Beethoven Symphony No.3 "Eroica"

Wilhelm Fürtwangler
Berliner Philharmoniker


DISQUES REFRAIN (DR-930065)



フルトヴェングラーを登場させないのも気が引けるので、登場してもらうことにした。といってもフルトヴェングラーのエロイカを取り出して聴くのは何年ぶりだろう。おそらく片手の指の本数以上だと思う。社会人になってから管弦楽を聴く機会が少なくなり、ましてフルトヴェングラーの演奏のように聴き手に覚悟がいるような演奏は、意識的に取り出して聴くということは全く無かった。
ウラニアやスタジオ録音など有名どころを取り上げてもつまらないので、あまたある演奏から、今回は1952年12月7日のティタニアパラストでのライブ録音を取り上げる。この演奏はあまり有名でないようだが、残念で仕方ない。個人的にはウラニアやスタジオ録音などと同等に賞賛されていい演奏だと思っている。
とにかくベルリン・フィルの重量感、エネルギーが物凄い。特に低弦。うねりにうねっている。特に前半二楽章が素晴らしく、一楽章は白眉で莫大なエネルギーが充満している(「充満」という表現があっている)。この演奏はフルトヴェングラーの他の演奏に比べると劇的さよりも構成力が前面に出ている。テンポの揺れも少ない。フルトヴェングラーは劇的な演奏だけでなく、こういう演奏もできるから本当に凄いと思う。
録音はデッドでスタジオ録音には及ばない。ダイナミックレンジが少々狭く、すべて捕らえきっていない。一楽章の終わりなど所々最強音の部分で飽和してしまっている。だがそのエネルギーを十分感じることはできる。もっと録音がよければ、ウラニアやスタジオ録音を超えていたかもしれない。ゆえに録音良かったらどんなに凄かったのだろうと、無いものねだりをしてみるのだが、一方、録音良かったらさらに頻繁に聴けないだろうとも思う。こうやって久しぶりに聴いてみて、お腹一杯になってしまった。次に聴くのはいつになるのだろう。1年後?5年後?ここらへんでエロイカを聴くのはやめよう。次は室内楽か器楽曲か、秋の夜長に合う曲を選びたい。

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的確なコメントで、感激しました。
小生や、小生のブログのリンクの、ぶるろぐの壁男さんも取り上げていますので、ご覧ください。

  • 2005/11/11(金) 09:43:17 |
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  • 2005/11/15(火) 09:24:48 |
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